世紀の大発見!126年間眠っていたゴッホの未公開スケッチ65枚を全収録!真贋論争がいまなお続く、世界が注目する画集が発売

スケッチブックとして使った会計帳簿は126年もの間、 人から人へと手渡され、 誰にも知られずカフェの食器棚に眠っていた────最盛期の貴重な『跳ね橋』『自画像』『アルルの女』『糸杉』など珠玉のスケッチを初公開。

『フィンセント・ファン・ゴッホ ────失われたアルルのスケッチブック』
2017年4月20日発売

河出書房新社は、 世紀の大発見といわれるフィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)のスケッチブックに描かれた未公開の65枚をすべて収録した画集 『フィンセント・ファン・ゴッホ────失われたアルルのスケッチブック』 を2017年4月に刊行する。 ゴッホが南仏アルルに滞在していた1888年5月から1890年4月の間、 スケッチブックとして使った40.5x26cmの会計帳簿は人から人へと手渡され、 ついにスケッチが描かれていることを忘れ去られたまま、 ゴッホの家の跡地にあったカフェの食器棚に眠っていた。 この会計帳簿を発見した所有者の依頼をうけて、 40年以上にわたりゴッホを研究してきた専門家らが3年をかけて「すべて真作」と鑑定した。

●本書の特徴
1. 発見された65枚のスケッチを原寸に近い大きさで精密に再現収録
2. まさにゴッホの絶頂期であるアルル・プロヴァンス時代の珠玉の資料。
3. ゴッホの行動を知る手がかり────同時に発見された手帳の全ページを収録。
4. 65枚のスケッチについて名作との関係などを詳細に分析・解説。
5. 世界的なゴッホ研究家による精緻な検証。

【真贋論争と本書の日本語版刊行について】
本原書の刊行直後、 発見された65枚のスケッチに対してゴッホ美術館(アムステルダム)は贋作だとするコメントを発表しました。 それに対し、 本書の著者は名門スイユ社(原書出版社)とともに、 隙のない詳細な反論をしています。 世界が注目するこの真贋論争は現在も続いていますが、 小社は検討の結果、 主に以下の3点の理由により、 日本語版の刊行に踏み切ることといたしました。

1)発見されたスケッチ65枚はその真贋を巡って世界的な専門家が意見を表明するほど高いレベルにあること。
2)この真贋論争がすでに世界的な話題となっている以上、 日本の読者にもご自身の目でその作品を確かめる機会を供したいと考えたこと。
3)未公開スケッチの真贋にかかわらず、 本書が書物として非常に魅力的であること。

ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
河出書房新社

***収録スケッチの一部***

▲『海上の船、 サント=マリー=ド=ラ=メール』

▲『葦の習作』

▲『麦わら帽子の自画像』

▲『ジョゼフ・ジヌーII』

▲『向日葵畑』

▲『サン=レミ療養院の庭の松の木II』

▲『花が咲いた2本のアーモンドの枝の習作』

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【書籍情報】
『フィンセント・ファン・ゴッホ ────失われたアルルのスケッチブック』
ボコミラ・ウェルシュ=オフチャロフ著 ロナルド・ピックヴァンス序文
野中邦子/高橋早苗訳

2017年4月20日発売予定
ISBN: 978-4-309-27799-8/本体価格:10000円(税別)
B4変型・上製/280頁/オールカラー

【目次】
ロナルド・ピックヴァンスによる序文
まえがき
第1章 フィンセント・ファン・ゴッホのプロヴァンス・スケッチブック ────ジヌー・アルバム
第2章 「カフェ・ド・ラ・ガール・スーレ・アルル」の手帳 ────1890年5月8日-1890年7月18日
第3章 ジヌー・アルバム ────素描は見る者に何を語るか?
失われたアルルの「会計帳簿」スケッチブック
作品解説  年譜  作品リスト  編集者の言葉  図版出典  参考文献

【著者について】
ボゴミラ・ウェルシュ =オフチャロフ BOGOMILA WELSH-OVCHAROV
トロント大学エリンディール・カレッジ美術学部名誉教授。 国際的に評価の高い美術史家であり、 フィンセン ト・ファン・ゴッホの作品と同時代の画家の作品の関係をテーマにした2つの大規模な展覧会のキュレーターを務めた。 また、 1988年にオルセー美術館の開館を記念した展覧会『パリのゴッホ』展の客員キュレーターも務めた。 フランス美術史研究の貢献にたいして教育功労章を受けている。

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