保育士300名に聞く「保育園問題」(マクロミル調べ)

昨今、 保育園を取り巻くニュースが話題となっています。 毎年のように持ち上がる「待機児童問題」は保育士不足が原因の一つであるとされ、 賃金の低さ等も社会問題となっています。 こういった様々な話題に対し、 当の保育士たちはどのように感じているのでしょうか。 保育士資格を持つ300名を対象に調査を行いました。

<Trend Eyes vol.62>

■Topics

  • 現役保育士の8割が、 “保育園で働き続けたい”
    理由は1位「子どもが好き」80%、 2位「やりがいを感じる」「子供の成長に携われる」54%
  • 退職した保育士のうち、 “また保育園で働きたい”のは半数以下
  • 保育士の考える「保育園問題」1位は「保育士の給与水準が低い」94%
    理想の月給は平均28万円、 しかし実態は平均19万円と、 9万円の大差!

■調査結果
 【1】現役保育士の8割が、 “保育園で働き続けたい”。 理由は1位「子どもが好き」80%、 2位「やりがいを感じる」「子供の成長に携われる」54%

現在保育園で働いている保育士150名に、 保育園で働き続けたいかを伺ったところ、 79%(※)が「働き続けたい」と回答しました。 ※「働き続けたい」「やや働き続けたい」の合計

働き続けたいと思う理由の1位はダントツで「子どもが好きだから」80%でした。 2位「やりがいを感じるから」・「子どもの成長に携われるから」54%、 3位「保育士に誇りを持っているから」と続きます。

【図】 保育園で働き続けたいか
<ベース:現在保育園で働いている保育士/n=150>

【図】 保育園で働き続けたい理由 上位5位
<ベース:保育園で働き続けたい保育士/n=118(複数回答可)>

【2】退職した保育士のうち、 “また保育園で働きたい”のは半数以下

過去に保育園で働いていたが、 現在は働いていない有保育士資格者150名に、 今後保育園で働きたいと思うかを伺ったところ、 「働きたい」と回答したのは42%(※)でした。  ※「働きたい」「やや働きたい」の合計

また、 保育園で働くのを辞めた理由は、 「給与が安すぎる」「労働時間と給与が見合っていない」などの『給与』に関する理由をあげる方が最も多く47%にのぼりました。 次いで多かったのは、 「専業主婦・夫になった」45%ですが、 3位には「労働時間が長すぎる」「勤務時間が不規則」などの『労働・勤務時間』に関する理由があがり35%が該当しました。

【図】 今後保育園で働きたいか
<ベース:過去に保育園で働いていた保育士有資格者/n=150>

【図】 保育園を辞めた理由 上位3位
<ベース:過去に保育園で働いていた保育士有資格者/n=150(複数回答可)>

【3】保育士が考える「保育園問題」の1位は「給与水準が低い」94%。 理想の月給は平均28万円、 しかし実態は平均19万円で、 9万円の大差!

昨今ニュースになった“保育士・保育園を取り巻く話題”について伺ったところ、 保育士の考える「保育園問題」1位は「保育士の給与水準が低い」で94%が「問題だ」と答えました。 「保育園で乳幼児の死亡事故が起きることがある」87%、 「待機児童問題」85%と続きます。

【図】 保育士・保育園に関わる話題についての保育士の気持ち
<ベース:全体/n=300>

 

給与水準の低さを問題視する保育士が大多数を占める中、 公務員・会社員として働いている保育士70名に、 現在の働き方における“理想の給与額”と“実際の給与額”を聞いたところ、 理想の平均給与額は月28万円に対して実際は19万円と、 実に9万円もの差があることがわかりました。

【図】 保育士の月給(理想と実態)
<ベース:現在会社員・公務員として働く保育士/n=70>

▼   調査の詳細や、 その他の調査結果、 クロス集計等は、 以下のURLからダウンロードいただけます。
Q.過去に保育園で働いていたが、 退職した有保育士資格者の退職理由
Q.現役保育士の、 「保育園で働き続けたくない/辞めたい理由」 ※参考値
Q.保育士300名の声/「保育士でよかったエピソード」「残念・つらかったエピソード」  …など

調査レポートまとめサイト/HoNote(ホノテ)
https://www.macromill.com/honote/?cid=SL-PR

▼調査概要
調査主体 マクロミル
調査方法 インターネットリサーチ
調査対象 全国の保育士資格を持つ男女(マクロミルモニタ)
割付方法 現在保育園で働いている方150名、 過去に保育園で働いていた方150名  /合計300サンプル
調査期間 2017年4月14日(金)~15日(土)

※本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
※百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、 合計が100%とならない場合があります。

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